2012年3月5日月曜日

山田花子回顧祭@ギャラリーポポタム

当校に在学中から漫画賞を受賞し、活躍されていた山田花子さんが
25歳の若さで亡くなられて、20年経ちました。
実妹でもある青林工藝舎の高市ぴいこさん、股旅堂さんが中心となり
目白のブックギャラリー・ポポタムで回顧祭と銘打った
展示が開催されました。

彼女の原画、愛用していた品々、電気グルーブ達と出演した番組の映像と共に
根元敬、丸尾末広氏ら錚々たる顔ぶれが捧げたオマージュ作品も。

夭折した伝説の漫画家として若いサブカル好きの層にも浸透しているせいか
広い年代のファンが押し寄せ一時は会場に入りきれない程になったとか。

花子氏を担当した講師は学生時代の彼女に
漫画家としてのイメージを描いたオマージュ作品群とは、
また異なる印象を持っていたとか。
その記憶は80年代の様々な映画、音楽、文化と共に
蘇ります。

彼女が残した魂のうめきの如き表現は
今の学生にもきっと何かしらの形で受け継がれているのでしょう。

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