2011年5月31日火曜日

体験イベント 家と木のある風景

アート・イラストレーション分野の体験講座が
5/28(土)に行なわれました。

今回は、構図についてです。
参加者全員が同じ形の「家」と「木」を描きました。

この簡単なモチーフも
それぞれが、思い描いた色や大きさで
配置、着彩すると全く違った風景ができあがります。

深い森の風景
さわやかな平原の風景
自分のお家を思い、描いた風景
幻想的なオレンジ色の風景

 みんな、とても素敵な風景に仕上がりました!!





















こちらは、イベントで使用した教室の写真です。




















色とりどりの絵具を使い描きます。






















こちらは講師陣の仕事の紹介や、
学生の作品です。
現物を間近で見ると、迫力満点!

次回の体験イベントは6/18(土)
絵を描いたり、手を動かして何かをつくったりすることに
興味のある方、お待ちしております!

また、開催日が近づいてきましたら、
こちらのブログでも紹介いたします。

ふじいまさこさん「やじうまテレビ」登場


昨年、緑書房よりコミックエッセイ
女子だけで社会科見学へGO!」を
出版された、卒業生ふじいまさこさんが
5月28日(土)のテレビ朝日「やじうまテレビ」に出演され
このテーマでの取材を受けました。

ご本人は「恥ずかしいから・・」と
事後報告されていたのですが
観た方はたくさんいらっしゃるのでは?

2011年5月26日木曜日

アート・イラストレーション分野 体験イベントのお知らせ!

5/28(土)体験イベントを開催します!!
アート・イラストレーション分野はメディアイラストレーション・絵本・美術学科
共通の内容となっています。
今回の内容は構図についてです。
絵を描くにあたって構図はとても重要です。同じモチーフを選んでも、
構図を変化させることによって、見る側に様々な情報や、感情を与えてくれます。



構図と聞くと、とても専門的な内容なのかなと思われがちですが、
今回は初心者の方にも簡単に描ける!
そして、構図のこともちょっとわかる!!
といった一粒で二度おいしい内容となっています!!

ぜひぜひ、気軽にご参加下さい。当日は、学校説明会や相談なども受け付けています。

詳しくはこちらをご覧下さい。

2011年5月24日火曜日

うみこ個展「密やかな柘榴」

先日のデザイン・フェスタ出展をはじめ
精力的に作品発表を行なっているうみこさん。
(HPはこちら


本日より個展が始まります!


場所は、今や現代美術の聖地となっている清澄白河の
サクラギャラリー


先日、当ブログでお知らせした
Chim↑Pom「REAL TIME」展が開催中の
無人島プロダクションも近くですし
東京現代美術館
また小山登美夫ギャラリーシュウゴアーツ
ヒロミヨシイタカイシイギャラリー等が入っている
丸八倉庫、と周辺は見所満載です。


深川めしや、のらくろ焼き、おつまみおでんの具・・・
下町ならではのお店にも寄り道しながら
うみこさんの独特の世界をお楽しみください!


SAKuRA GALLERY
東京都江東区常盤2-10-10
03-3642-5590
2011年5月24日(火) ~ 5月29日(日)
12:00~19:00 (最終日は17:00まで)
定休日:月曜日
入場料:無料

2011年5月21日土曜日

山元勝仁@TEE PARTY

気鋭のアーティストによる
カッコいいTシャツで溢れかえっている
通販サイトといえば「TEE PARTY」!!!!!

この夏の新作として
当校の卒業生で
現在、メディアイラスト科の講師でもある
山元勝仁のTシャツが発売されました!!
数パターンあるのでコチラでチェック!
カラフルでポップ&キュートなデザインは
男女問わず着ることが出来ます。

この夏はこれで決まり!

「鉛筆派」展

火曜日の午後は
1、2年メディアイラストレーションのクラス、合同の授業。

放課後に、みんなで現在開催中の「鉛筆派」の展示を観に行きました。
私は、勤務を終えてから学校を出発したのですが、
ギャラリーの会場には、1年生がまだ作品を見ている途中。
私より40分以上前に学校を出発したから、かなりじっくり鑑賞していたようです。

そして1年生はタイムリーなことに、
メディアイラストレーションⅠという授業で、
鉛筆を使って人物を細密に描いていく作業をしています。

なのでみんな、鉛筆の作品に興味津々。

「えぇ〜 こんなふうに描けない!」
「鉛筆線が見えない!どういう風に描いてるんだ!?」
「すごーい。これも鉛筆で描いているの??写真みたい。」

などなど、わいわい感想を言いながら鑑賞していました(^^)


鉛筆というと、一般的にアイデアスケッチやデッサンで
使用するイメージがありますが、
「鉛筆派」の展示を観に行くと、違った一面がみれると思います。
興味のある方はぜひ足を運んでみてはどうでしょう。

展示について
詳しくはこちらをご覧ください。
最終日 5月22日(日)PM17:00まで

2011年5月20日金曜日

岡本太郎壁画事件

少し前、渋谷駅構内に飾られている故岡本太郎氏の壁画
「明日の神話」福島第1原発事故を思わせる絵が付け加えられていた
事件がありました。


誰がやったんだろう?
素人にしては手が込んでいる。
と、当初から噂されてはいたものの
やはり、というか
しばしばゲリラ的手法で社会問題を象徴した
アート作品を展開している若手アート集団
「Chim↑Pom」によるものだと判明しました。
(Chim↑PomのHPはこちら

元になった岡本氏の作品そのものも核実験で被爆した
第五福竜丸の事件がテーマ。
そこに現在、想定外の事故によって放射能漏れを続けている
福島第1原発の絵を置き、しかも若者で溢れかえる
渋谷という場所(=グラフィティと呼ばれる
落書きの聖地でもある)だったので
大きな話題となり注目を集めました。

「今の状況を絶好のタイミングで皮肉ったパロディ作品」
「ストリートアートとして若い層にも社会問題を
考えさせる一石を投じた」
と賛美する声もあれば
「岡本氏の作品を冒涜する行為」
「ただの売名だ」
「パロディーやゲリラではなく正々堂々と原発を
批判する新作を描けば良かったのに」
「内容の善し悪しは別として明らかな犯罪だ」
と批判する声も。

あなたはどう感じますか?

こういう事件について「じゃあ自分だったらどうする?」
と考えることが、自分の制作のスタイル確立につながっていきます。

現在、彼らは軽犯罪法違反の疑いもあるとして
事情聴取を受けているそうです。
同時に本日から清澄白河のギャラリー「無人島プロダクション」にて
Chim↑Pom展覧会。
これは行かなくては!
ん?してやられたかな?

Chim↑Pom展「REAL TIMES」

無人島プロダクション

会期:2011年5月20日(金)ー25日(水)【6日間】
Open:平日(月〜金)|13:00-21:00
            土・日|11:00-21:00
会期中無休
※開館時間が通常とは異なりますのでご注意ください。
入場料:500円 ご来場者には、Chim↑Pom新作音声CDをさしあげます。

2011年5月19日木曜日

コスプレも作戦!

3年生の林弥来さん。
先日のデザインフェスタ、2日目は個性的な
コスプレで参加しました。
昭和レトロや江戸川乱歩的世界観など
ひと目で彼女の表現したいテイストが伝わってくる
コスですね。

その戦法が功を奏して、
会場ではあちこちから取材を受けたり
他のレイヤーさんとコミュニケーションしたり。

サイトに取材内容がアップされました!
(この中のコンテンツ、「探偵局員・ポチのブログ」にて!)
彼女のサイトや作品も紹介されています!!

イラストレーターとして売り込むのは
作品のアピールももちろんですが
こうやって本人のキャラクターを個性的にして
注目してもらうのも、ひとつの手。

例えば奇天烈ヒゲのダリ。
日本で始めてモヒカン頭にした篠原有司男。

林さんの作戦も見事成功です!

林さんのHPはこちら

2011年5月16日月曜日

福島への祈り

デザインフェスタには新作を引っさげて
登場した3年生のDAICHI君。
(彼のブログはこちら

リアルイラストのスタイルをとりながら
彼の作品には時代の旬な様々が
コラージュされメッセージ性の強いものに
なっています。

今回の作品はこれ。
そう、彼は福島より上京して
勉強している学生です。
この作品をどんな思いで仕上げたのでしょう。

強い気持ちが伝わって来ます。

彼の故郷が一刻も早く安心して暮らしていける
土地に復興するよう、我々も祈ります。

デザインフェスタ・卒業生の展示

デザインフェスタに出展された卒業生もたくさんいます。
イラクリ子、全部の方を廻れずすみません!
 ごく一部ですが紹介させて頂きます。

エリメロさん

 タキャハシさん
 蒼鬼ハルさん
 うみこさん
どこさん
カドウノさん
タコラスさん



初出展!デザインフェスタ

絵本学科と合同で初出展したメンバー達!
当日は朝早くからビッグサイトへ車で荷物を運び込み
いざ設営開始!

真剣なまなざし。
頑張って作って来た掲示用の壁が
強風にあおられて、おっとっと・・・。
苦労しながら何とか展示完成!
店番をしながらもライブペインティング。
コスプレする人同士、会場でどんどんコミュニケーションして
仲良しに。
2日間、沢山の方々にお越し頂きました!
貴重なご意見、感想もたくさん聞け、
暗中模索でスタートした展示でしたが
有意義な経験となりました。
お疲れ様でした!





2011年5月14日土曜日

デザフェス情報

卒業生、在校生の参加者です。



N-℃Oさん I-72.73  http://an-co.or.tv 
どこさん F-130 http://www.dokooo.com/ 
エリメロさん F-42 http://ameblo.jp/erimero-pm/
蒼鬼さん G-62 http://blacktower.web.fc2.com/
うみこさん  G-63 http://kokkeinasiro.kanashibari.jp/
タカハシさん  G-112 http://extinct.nobody.jp/
Little Pumpkin    I-294 http://ameblo.jp/smalleye/ 
Chaos   A-88,89
クラフト一期生   E-114
sarurさんi  Eー10 http://saruri.com/
ehon-ehon.com  J-176
メディアイラスト科、絵本学科 E-351

2011年5月11日水曜日

復興支援チャリティー展覧会「小さな花束」



白石佳子講師、柿田ゆかり講師が参加している
東北地震復興支援チャリティー展覧会です。

2011年5月20日(金)まで。
12:00~19:00 (最終日は17:00まで)

ギャラリー ハッコウしゃ
東急東横線「都立大学駅」下車 高架線沿い 徒歩1分
〒152-0031  目黒区中根2−13−17 090-1850-3939

ヘンリー・ダーガー展



ヘンリー・ダーガー展を原宿のラフォーレミュージアムに
観に行きました。
近年大変人気のダーガーなので会場はかなりの人だかり!

彼の制作手法はは雑誌のトレースから始まったものだけに
コミック的要素もあり、
閉ざされた世界での空想における
フォルムの造形はサイケデリックでもあり
絵の正規の教育を受けていない作家独特のユルさ、
なども現代の若者に受けている要因でしょう。

またその壮大な物語は
カタストロフィーを含んだ長編コミックを
興奮してイッキ読みする感覚にも近い気がします。

しかし何より多くの人々の心を打つのは
「誰に見せる訳でもなく
これを仕事にしようとするでもなく
ひたすら此の世に対する思いを
物語に託し描き続けたピュアな魂」だと言えます。

前回の記事、写楽でも
「メディアにおいて仕事をする
イラストレーターのあり方とは?」という
大きな問題を感じましたが
ダーガー展では、別の観点からこれを
またもや深く感じましたね〜。

溢れんばかりの表現したい気持ちに
突き動かされ描かれた夥しい作品群。
生前は誰もその存在を知られず
死後何十年も経て
多くの人の感動を呼ぶ・・・。

やはり何より創り出すことの基本は
純粋な心になるのかな・・・?

ヘンリー・ダーガー展は15迄!
詳しくはこちら

2011年5月10日火曜日

写楽


日曜夜、NHK総合で放送されていた
浮世絵ミステリー 写楽 ~天才絵師の正体を追う~」は
メディアにおいてイラストの仕事をする意義について
大いに考えさせられる興味深いものでした。


現在の研究では東洲斎写楽は、
ほぼ能役者、斎藤十郎兵であるとされています。
当時、能役者は武士階級でもあり、
封建的世界に閉塞感を感じる絵心のある青年は
歌舞伎の自由闊達で庶民に向け開かれた
ケレン味たっぷりの動きや世界観に魅了され
熱い思いで大胆な構図、デフォルメにそれらを表現し
浮世絵師として仮の姿で一躍人気を博します。


しかし、版元の蔦屋重三郎は
「もっとユーザーのニーズに合わせるよう」指示し
写楽の大胆なスタイルは徐々に後退していくのです。


量産し、絵をお金にしていくことだけを目的とした
制作にきっと疲れてしまったのではないでしょうか。
10ヶ月という短い期間で彼は筆を折ってしまいます。
また指示に従って描くことと反比例して
ファンも離れて行ったのです。


イラストレーターも様々なメディアで仕事をし
もちろん、それをお金に替え生業としていくには
クライアントの注文に応えユーザーのニーズに
合わせていくことは必要不可欠です。
しかし、「描こう!」と思った純粋な初期衝動は
お金のことは第一ではなかったはずだし
ある時はクライアントと何かしらの軋轢を生じたとしても
ユーザーの求める半歩先を提示することが
大切なのかもしれません。


特に311以降、エネルギー問題その他
山積する様々を、クリエーターも抱えつつ
創作していかねばならない今、
描くことにおいて何が大事なのか?
イラストレーターとして社会貢献できることって
何なのか?


写楽の生き様は我々にそれを問いかけているように
思えました。


ただいま、上野の国立博物館で写楽展開催中です。
詳しくはこちら

2011年5月6日金曜日

デザインフェスタvol.33



メディアイラスト学科と絵本学科の有志が参加します。


会 期 : 2011年5月14日(土)・15日(日)
開催時間 : Open11:00 - Close19:00
会 場 : 東京ビッグサイト西ホール全館


ブース番号はE-351です。
それぞれ作品やオリジナルグッズを持って参加しますので
お時間ある方はどうかお立ち寄りくださいませ。


また多くの卒業生も参加されるようですが
ブース番号などを下記まで情報をお寄せ下さいませ。
ndc.illust@gmail.com

デザインフェスタの詳細はこちら